【なんでそんな非効率なことやってるの?】
食品を取りに来てもらうフードパントリーではなく、なぜわざわざ非効率な食品配達をしているのか?
「声なき声」に支援をとどけるNPO法人OVAさんの研究によると、
「必要な⼈に情報や⽀援を届かない理由・背景として、当事者個⼈の援助要請能⼒(help-seeking)の問題だけでなく、偏⾒が⽣まれやすい環境、使いづらいサービス設計、そもそも必要な情報が当事者に届いていないなど、社会や支援者側に問題や課題がある場合があること」
がわかっています。
こども宅食で「見えない”つらい”を発見する」には何が必要か?NPO法人OVAの先行研究に学ぶ | こども宅食応援団 (hiromare-takushoku.jp)
【あだち・わくわく便のケース】
Q1. 対象者に情報をどのように届けるか?
◆足立区役所と連携してチラシを設置
◆朝日足立新聞やラジオ番組千住でクロスなど、ローカルな新聞やラジオで事業を取り上げてもらった
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Q2. 対象者からの自発的なコンタクト・アクションをどう促すか?
(1)⼀⾒⽀援に⾒えない⼊り⼝を設ける
◆「あだち・わくわく便」という名前で、食品と一緒に”ワクワク”を届けますと伝えている。
(2)アクセスのしやすさを上げる
◆LINEでいつでも気軽に相談できる
◆「自宅まで配送」ということで忙しい家庭でも利用しやすい
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Q3. 実際に「相談してみよう」と思えるようになるには?
(1)相談や支援を受けること自体への抵抗感を下げる
◆「支援を受けていると周囲には知られたくない」などへの工夫(窓口ではなくLINEで気軽に手続きできる、配送が目立たないように配慮する等)
(2)「この人になら話せるかもしれない」という信頼関係を構築する
◆ 宅配により定期的にスタッフとご家庭が顔を合わせる(単純接触)
◆ 利用者側にポジティブな感情が湧きやすい (「食品が届いて嬉しい」、「今日もボランティアさんが自分たちの為に届けてくれた」)
◆ つながり始めた最初からあまり踏み込まず「何かあったらいつでも言ってくださいね」という距離感
◆ 相談員やボランティアスタッフの「ご家庭の気持ちや考えを尊重する」態度や接し方
「この人になら話せるかもしれない」という信頼関係を構築する
若者の価値観やニーズを受け止める姿勢は、「この人になら話せるかもしれない」といった信頼関係の構築に効果的だと考えられます。(OVAさん「アウトリーチの実践に今日から使えるメソッド集」より)
どうぞ便では・・・
◆ 宅配により定期的にスタッフとご家庭が顔を合わせる(単純接触)
◆ 利用者側にポジティブな感情が湧きやすい (「食品が届いて嬉しい」、「今日もボランティアさんが自分たちの為に届けてくれた」)
◆ つながり始めた最初からあまり踏み込まず「何かあったらいつでも言ってくださいね」という距離感
◆ 相談員やボランティアスタッフの「ご家庭の気持ちや考えを尊重する」態度や接し方
同じように食品を定期配送する文京区こども宅食のご家庭の調査結果でも、「気持ちが豊かになった」「社会とのつながりが感じられるようになった」を挙げる人が8割を超えています。
こども宅食で「見えない”つらい”を発見する」には何が必要か?NPO法人OVAの先行研究に学ぶ | こども宅食応援団 (hiromare-takushoku.jp)
【就労支援】
私達の活動(NPO法人 アイアム就労支援、あだちわくわく便様)の活動において大切なことは
食品配達の先で、
情報・相談・支援の必要な対象者様が
◆ 必要な社会支援・その他の支援を受けれるようにしていくこと(啓蒙活動)
◆ 働くことや社会に貢献することで 『生き甲斐を感じていただく』 ことによって、肉体的、精神的、及び、社会的に健康で充実した生活を送ってもらうこと(健康・就労支援)
だと考えております。
今後とも、私達の活動のサポートをよろしくお願いいたします。
あだちわくわく便公式フェイスブック
https://www.facebook.com/adachi.wakuwaku/
活動紹介記事:
https://www.tokyo-np.co.jp/article/70037
「私も貢献したい!」「活動に興味がある!」という方は、ぜひ連絡をいただけたら嬉しいです。
メールかフォームよりお問い合わせください。
連絡先:iam.e.s.npo (at) gmail .com